まな板をキレイな状態に保ちたい!洗浄やお手入れのために知っておくべきこととは?

調理に必要不可欠なまな板だからこそ、衛生的な状態を保ちたいもの。まな板は、使用後すぐに洗うことで、キレイな状態を長持ちさせることができます。
使った後に放置したり、正しいお手入れができていないと、汚れがまな板に染み付いてしまい、落ちにくくなってしまいます。汚れが染み付いたまな板は、雑菌の繁殖の元となり、食品にも影響を及ぼす可能性があります。

このようなことを避けるためにも、まな板は、常に清潔に保つよう、こまめなお手入れを行いましょう。今回は、まな板に関するおすすめの洗浄方法やお手入れ方法をお伝えします。

まな板の日常的なお手入れ方法

木製、プラスチック製、ゴム製等、どの素材のまな板であっても、基本的な洗浄方法は同じです。

まな板の使用後は、すぐに食品残渣を取り除き洗剤とブラシを使用して洗浄しましょう。
時間を置くと、汚れが落ちにくくなってしまいます。特に木製は汚れが染み込みやすいため、注意が必要です。

ポイントは、傷目に沿って洗浄すること。まな板の表面にある、多数の包丁傷に入った汚れを落としやすくなります。頑固な油汚れには、弱アルカリ性の洗剤がおすすめです。

洗剤とブラシで洗浄した後は、ぬるま湯で、洗剤と汚れを洗い流しましょう
時々、熱湯で洗い流そうとする方もいらっしゃいますが、洗浄前に熱湯をかけてしまうと、まな板表面に付着した脂質やたんぱく質が固まり、汚れが落ちにくくなってしまうため、気をつけてください。

まな板の定期的なお手入れ方法

ここからは、漂白や消毒など、定期的なお手入れ方法について紹介します。

漂白について

木製のまな板は、漂白剤を使うと変色が発生したり、臭いがつく場合があるため、漂白は行わないでください
充分に洗浄やすすぎを行った後に、漂白剤(塩素系・酸素系)で浸け置き漂白をしましょう。

食品などの汚れが残ってしまうと、漂白の効果が発揮されない場合があるため、洗浄・すすぎはしっかりと行いましょう。
濃度は、200ppm~400ppmの範囲内にしましょう。原液による漂白は、樹脂の劣化の原因となりますので行わないようにしてください。

消毒目的の場合

まな板の消毒は、つけ置きを行います。
1回の浸け置きは5~10分程度を目安とし、漂白後のすすぎを行うようにしてください。すすぎ残しがあると、表面にべたつきが残る可能性がありますので、しっかりすすぎましょう。

頑固な汚れや黄ばみを改善したい場合

まな板にこびりついた頑固な汚れや黄ばみは、密閉したポリ袋や容器内で漂白を行います。定期的に汚れの落ち具合を確認しましょう。

乾燥不足はカビの原因となるため、すすぎ後はキチンと乾燥させること。木製は乾きにくいため、陰干しがおすすめです。
ただし、長時間に渡り放置すると、まな板が反る可能性がありますので、気をつけてください。

まな板の表面をキレイに保つには、まな板削りがおすすめ

ここまで、一般的な洗浄方法をご紹介しましたが、それでもまな板の汚れは取れない場合があります。特に、まな板についた包丁傷に汚れが入ってしまった場合、洗浄や漂白をしたとしても、限界があります。

そのような場合は、まな板削りという、まな板専用のやすりがおすすめです。
まな板表面を削り、包丁傷によってできた溝や段差を無くすのです。私たちも「ミガクリン」というまな板削りを製造・販売していますので、ぜひご活用ください。

ミガクリン

ミガクリンは、洗浄や漂白をしても落ちないような、まな板の汚れや黒ずみ・黄ばみ・包丁傷・毛羽立ちを落とす、お手入れ道具
荒削り面仕上げ面の2面になっていて、両面を使うことで、キレイにまな板の表面を整えます。
弊社まな板以外にも、通常のポリエチレンまな板、ゴム製まな板、木製まな板にもご使用可能です。

ミガクリンの使い方

荒削り・仕上げ面の両面仕様で、まな板に水をかけつつ、表面全体を満遍なく削っていきます。傷の入っている部分だけを削ってしまいますと、その部分だけ凹んでしまいますので、全体を削るようにしましょう
削る際は水だけで大丈夫。洗剤等は不要です。削り終えたら、洗剤を使って通常通りの洗浄を行ってください。

長期間に渡り、深く染み込んだ汚れや黄ばみは、簡単には落ちにくいです。定期的にご使用していただくことで、まな板表面をきれいな状態に保ち続けることができます。

まとめ

今回の記事ではまな板の洗浄方法やお手入れの方法をご紹介しました。
また、弊社からは衛生管理のしやすさの面から、漂白可能で汚れが比較的染み込みにくく、乾きやすいプラスチック製のまな板、ゴム製のまな板をおすすめしております。

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