いかに安全な製品を世に送り出せるか ~ハイテクスパテラ強度試験~
はじめに
以前に、ハセガワ製品の「こだわり」についてお話ししました。
(ブログ記事)
より高い品質で、より安全な製品を生み出すために、日々細かなポイントにこだわりながら品質の改善、向上を目指しています。その中での取り組みとして今回は、過去実際に行った強度試験についてご紹介します。
行った試験について
1.試験概要
- 【試 験 日】2023年3月13日
- 【場 所】一般財団法人建材試験センター 中央試験所
- 【対象製品】ハイテクスパテラ1200㎜(既存仕様&試験仕様)
【実施試験】曲げ破壊荷重試験
大量調理でおなじみの大きいスパテラが試験対象です。食数の多い調理で使われる大きいスパテラ。そのような場面では混ぜる際に加わる力も強くなります。
そうなると気になるのが「強度」です。
「強度」を出すために以前から工夫していましたが、その要求性能の高さから使用する材料にもこだわっています。材料の質も厳選しているため、歩留まりが悪くなっている部分がありました。材料に拘るのは決して悪いことではないですが、その分無駄ができているのも事実。無駄を省き、良品率、生産効率が上がればより早くお客様のもとに届きやすいのではないか…
そこで使用する材料へ要求される基準を改めて策定するため、採用基準を改めた材料が使われている製品と今までの製品とを比較して耐えられる荷重、折れにくさに違いがあるかを検査するために行ったのが今回の強度試験です。

①試験体を温度23±2℃・相対湿度50±10%の試験室に24時間以上静置
②図の通り、支持位置と載荷位置をマーキング
③試験体を低速型万能試験機に設置
曲げ試験を行い、曲げ破壊荷重(N)を測定
下の図のように1200㎜の試験品スパテラを固定します。支点の間にジグを設置。上から下へ荷重をかけ、何Nまで折れることなく耐えられるかテストします。

3.試験結果
結果を踏まえたまとめ
従来仕様と新仕様を比較してみた結果、以前までの製品と強度的に遜色のない数値となりました。結果ハイテクスパテラの良品率に寄与、より早くお客様のもとに届けられる仕様にアップグレードされたといっていいでしょう。
新製品の開発はもちろん大事ですが、既存製品の更なる安全性の向上や生産効率の向上に目を向けるのもとても大切です。今後もユーザー様に良い評価をいただけるような製品づくりに邁進していきます。
文献
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- 一般財団法人建材試験センター
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- 一般財団法人建材試験センター 建材試験情報 2025年3・4月号(弊社掲載号)
https://jtccm.or.jp/sites/default/files/books_pdf/2025/Vol61%2CNo3-4%2C2025_0.pdf

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